銀行で法人営業・融資業務に携わり「キャリアの広がりが見えない」とコンサル転職を決意。
銀行で培った財務知識・経験をコンサル業務に紐づけ、財務支援の専門キャリアを築いたHさんの転職体験談です。
- 名前:
- Hさん
- 年齢:
- 30歳
- 前職:
- 銀行 法人営業
- 職歴:
- 銀行 法人営業 → 日系コンサルティングファーム(Y社)
転職サマリー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 転職活動期間 | 約3ヶ月 |
| 転職市場の特徴 | 銀行の法人営業経験者は財務コンサル領域でも一定の需要があり、財務分析や企業分析の経験を企業の財務改善や経営課題支援に繋がるスキルとして説明できるかが評価のポイントになります |
| 年収変化 | 700万円 → 850万円 |
| 転職難易度 | ★★★★☆ |
転職を考えたきっかけ
Hさんは銀行で法人営業として働いていました。
主に担当していたのは
・法人融資提案
・財務分析
・資金繰り支援
・事業計画の確認
・経営者との面談
といった業務です。
企業の財務内容を見ながら融資判断や提案を行う中で、会計や財務の知識は着実に身についていきました。
一方で、経験を積むほどに次のような思いを持つようになりました。
「企業の財務課題を見てはいるが、銀行の立場では支援できる範囲に限界がある」
実際、現場では
・収益改善
・資本政策
・事業再編
・管理会計の見直し
など、本質的な経営課題に直面している企業も少なくありませんでした。
しかし銀行の役割はあくまで融資や金融支援が中心であり、経営課題そのものに深く入り込んで支援するには限界があります。
こうした思いを強くする出来事もありました。
Hさんが担当していた企業の一社が、業績悪化により資金繰りが急速に厳しくなったのです。
銀行としてできる支援は
・追加融資
・返済条件の見直し
といった金融面の対応が中心でした。
しかしHさんは、
「もっと早く経営改善に踏み込めていたら、状況は変わったのではないか」
と感じるようになりました。
この経験をきっかけにHさんは
財務知識を活かして、より直接的に企業の経営課題を支援する仕事がしたい
と考えるようになりました。
そこでHさんは
銀行 → 財務コンサル
というキャリアチェンジを目指すようになりました。
転職活動の流れ
Hさんの転職活動は約3ヶ月で進みました。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 202X年4月 | 転職検討開始・キャリア相談 |
| 202X年5月 | 応募開始・書類提出 |
| 202X年6月 | 面接 |
| 202X年7月 | 内定獲得 |
選考プロセス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 応募企業 | 5社 |
| 書類通過 | 3社 |
| 一次面接 | 3社 |
| 最終面接 | 2社 |
| 内定 | 1社 |
銀行での財務知識や法人折衝経験は評価された一方で、
・コンサル案件経験がない
・財務コンサルとして何をしたいのかが曖昧になりやすい
・銀行業務経験をどうコンサル文脈に変換するか
といった点は選考で確認されました。
そのため、銀行経験を単なる金融営業としてではなく、
企業の財務課題を分析し、改善余地を見てきた経験
として整理することが重要でした。
転職成功までの支援
当社では、Hさんの銀行経験を
金融営業の経験ではなく、財務課題を捉えてきた経験
として整理するところから支援を開始しました。
銀行出身者の職務経歴書では
・融資金額
・担当社数
・預貸金実績
といった数字中心の表現になりやすく、
どのような視点で企業を分析してきたか
が見えにくいことがあります。
しかし財務コンサル転職では、
企業の財務状況をどう見て、どのような課題を把握し、何を改善余地として捉えていたか
が重要になります。
そこでHさんの経験を
・財務分析
・資金繰り課題の把握
・事業計画の確認
・経営課題の整理
・提案や示唆出し
という構造で整理しました。
これによりHさんの実績は
銀行営業の経験ではなく、
財務知識を活かして企業課題を分析してきた経験
として評価されるようになりました。
転職後の変化
転職後、Hさんは
日系コンサルファーム(Y社)の財務コンサルタント
として
・財務改善支援
・資金繰り支援
・管理会計整備
・事業計画策定支援
といった案件に携わっています。
年収は
700万円 → 850万円
へと上昇しました。
それ以上に大きかったのは、
銀行の立場ではなく、クライアント企業の課題解決そのものに踏み込めるようになったこと
でした。
現在は企業の財務課題に対して、
分析だけでなく
改善策の設計や実行支援
まで関わることができています。
Hさんのコメント
銀行での仕事を通じて、企業の数字を見る力や財務知識はかなり身についたと思います。
ただ、その一方で
「見えている課題に対して、本当に必要な支援まで踏み込めていない」
と感じることが増えていきました。
転職活動では、自分の経験が単なる銀行営業ではなく
財務コンサルに繋がる経験
として整理できたことが大きかったです。
今は企業の財務課題に対して、より直接的に支援できる立場になり、やりがいも大きくなりました。
転職後の満足度
| 項目 | 満足度 |
|---|---|
| 年収 | ★★★★☆ |
| 仕事内容 | ★★★★★ |
| 成長環境 | ★★★★★ |
| 裁量 | ★★★★☆ |
| 働き方 | ★★★☆☆ |
Hさんは特に
・財務知識を企業支援に直接活かせる点
・経営課題により近い立場で関われる点
・財務の専門キャリアを築いていける点
に強い満足感を感じていると話しています。
銀行から財務コンサル転職を成功させるポイント
銀行出身者が財務コンサルへ転職する際には、次の3つが重要です。
財務知識を「企業課題の分析経験」として整理する
融資判断や与信管理の経験だけでなく、
・決算書をどう見たか
・どんな財務課題を把握したか
・どんな改善余地を考えたか
を説明することが重要です。
法人営業経験を経営者支援の文脈に変える
経営者との対話や企業分析の経験は、財務コンサルでも大きな武器になります。
銀行業務から支援側への志向性を明確にする
金融商品を提案する立場ではなく、
企業の財務改善や経営改善を支援する立場に進みたい
という意志を明確にすることが重要です。
銀行での経験は、
財務コンサル転職と非常に相性が良いバックグラウンド
です。
適切な準備を行えば、
銀行 → 財務コンサル
というキャリアチェンジは十分に実現可能です。
コンサル転職に興味のある方へ
当社では、コンサル転職を検討している方に向けて
・コンサル転職のキャリア相談
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を無料で実施しています。
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・財務コンサル転職
・銀行出身者のキャリアチェンジ
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といったご相談にも対応しています。
「銀行経験でコンサル転職は可能なのか」
「財務知識を活かして企業支援に踏み込みたい」
といったご相談からでも問題ありません。
コンサル転職に興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。