事業会社 内部監査 → BIG4アドバイザリー(ESG・ガバナンス領域) 転職成功事例

有限責任監査法人トーマツ

プロフィール

事業会社から監査法人への転職を決意。年収が750万円から850万円へUPしたAさんの転職体験談です。

名前:
Aさん
年齢:
32
前職:
国内大手メーカー 内部監査室
職歴:
国内大手メーカー 内部監査室 → 有限責任監査法人トーマツ

転職サマリー

項目内容
転職活動期間約3ヶ月
転職市場の特徴内部監査経験者はESG・ガバナンス領域の需要が高く、監査実務に加えて倫理観と専門知識が評価される
年収変化750万円 → 900万円
転職難易度★★★★☆

転職を考えたきっかけ

Aさんは上場企業の内部監査部門で働いていました。

業務の中心は

・内部統制監査
・業務プロセス監査
・コンプライアンスチェック

などでした。

内部監査として、ルールの不備や統制上の問題を指摘する経験を積み、組織内でも信頼を得るようになっていきました。

しかし経験を積む中で、次第に次のような思いを持つようになります。

それは

「指摘して終わりではなく、企業の仕組みそのものを改善する仕事がしたい」

というものでした。

監査業務では

・ルール違反の指摘
・内部統制の不備の報告

を行うことはできます。

しかし

「どうすれば現場が守りやすい仕組みになるのか」

「企業の成長を止めずにガバナンスを強化するにはどうすればいいのか」

という部分まで関われる機会は限られていました。

さらに近年は

・ESG開示義務化
・サステナビリティ情報開示
・ガバナンス強化

など企業に求められる規制も急速に変化しています。

こうした背景もあり、

より専門性の高い環境で企業のガバナンス強化を支援したい

と考えるようになり、Big4のアドバイザリー部門への転職を決意しました。


転職活動の流れ

Aさんの転職活動は約3ヶ月で進みました。

時期内容
202X年11月転職検討開始・キャリア相談
202X年12月応募開始
202X年1月面接
202X年2月内定獲得

内部監査経験者はガバナンス領域のニーズが高く、書類選考は比較的スムーズに通過しました。


選考プロセス

項目内容
応募企業4社
書類通過3社
一次面接3社
最終面接2社
内定1社

監査法人系ファームの選考では、実務経験だけでなく

プロフェッショナルとしての倫理観(インテグリティ)

が強く確認されます。

実際の面接でも次のような問いが投げられました。

・クライアントの不正を発見した場合どうするか
・それが経営層の意向だった場合どう対応するか
・監査とビジネスのバランスをどう考えるか

つまり

専門知識だけではなく

職業倫理と判断力

が重要な評価ポイントとなっていました。


転職成功までの支援

当社では、Aさんの内部監査経験を

「ルールを守る業務」

ではなく

「企業の信頼性を支える専門性」

として整理するところから支援を開始しました。

内部監査の職務経歴書では

・監査実施
・不備指摘

といった実務内容だけが書かれているケースが多くあります。

しかし監査法人では

企業のガバナンスを強化し、社会的信頼を支える役割

が求められます。

そこでAさんの経験を

・統制設計
・リスク評価
・組織改善提案

という形で整理しました。

また、面接では

「ルールを守ること」と「企業の成長を支えること」を両立する視点

を伝えられるよう準備しました。

単に不正を指摘するだけではなく、

ビジネスを止めずに解決策を提示できる誠実な専門家

としての姿勢を言語化したことが、選考通過につながりました。


転職後の変化

転職後、Aさんは

有限責任監査法人トーマツのアドバイザリー部門

に所属し、

・ESG開示体制構築
・サステナビリティ情報開示
・内部統制高度化

などのプロジェクトに携わっています。

年収は

750万円 → 900万円

へと上昇しました。

それ以上に大きな変化は

国内トップ企業のガバナンス強化に関われること

でした。

事業会社時代は自社のみが対象でしたが、現在は

複数の企業のガバナンス改革

を支援する立場になり、仕事のスケールが大きく変わりました。


Aさんのコメント

最初は

「公認会計士でもない自分がBig4でやっていけるのか」

という不安がありました。

しかしエージェントの方に背中を押してもらい、自信を持って面接に臨むことができました。

現在は、国内大手企業のESG情報開示体制の構築を支援しています。

自分の知見が企業の信頼を支えているという実感があり、前職では味わえなかったスケールの大きさを感じています。


転職後の満足度

項目満足度
年収★★★★☆
仕事内容★★★★★
成長環境★★★★★
裁量★★★★☆
働き方★★★☆☆

Aさんは特に

・専門性の高い仕事に関われる点
・社会的影響力の大きいプロジェクト
・規制領域の知識を深められる環境

に強い満足感を感じていると話しています。


監査法人転職を成功させる人の共通点

Aさんのように監査法人への転職を成功させる人には共通点があります。

・「ルールを守ること」を企業価値の向上として捉えられる
・高い倫理観(インテグリティ)を持ち続けられる
・規制や制度の変化を自分事として学び続けている

2026年以降、企業にとって

透明性とガバナンス

は重要な経営テーマになります。

監査法人という専門性を通じて企業の信頼を支える仕事は、今後さらに需要が高まる領域と言えるでしょう。