ITコンサルとして案件に関わる中で「専門領域がないことに不安」を感じ、ITリスク・統制に強い監査法人コンサルへ転職。
専門性を明確にし、キャリアの差別化を実現したNさんの転職体験談です。
- 名前:
- Nさん
- 年齢:
- 32歳
- 前職:
- ITコンサルティングファーム
- 職歴:
- ITコンサルティングファーム → EY新日本有限責任監査法人
転職サマリー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 転職活動期間 | 約3ヶ月 |
| 転職市場の特徴 | ITコンサル出身者は監査法人のITリスク・IT統制領域でも需要があり、システム導入やPMO経験を権限管理や変更管理などのIT統制・ITリスクに関わる実務経験として説明できるかが評価のポイントになります |
| 年収変化 | 820万円 → 900万円 |
| 転職難易度 | ★★★★☆ |
転職を考えたきっかけ
NさんはITコンサルタントとして、DX推進、システム導入、PMO支援、業務改善など幅広い案件に携わっていました。
主に担当していたのは
・システム導入支援
・業務改革プロジェクト
・PMO支援
・IT戦略支援
といった業務です。
案件経験は着実に増えていた一方で、キャリアを重ねる中で次のような悩みを持つようになりました。
「何でもできるが、何が専門なのかを聞かれると答えにくい」
実際、転職市場や社内評価を意識したときに
・DX
・業務改善
・PMO
・IT導入
と広く関わってきた反面、
専門領域として打ち出せる軸が弱い
と感じるようになりました。
その中で関心を持ったのが
・ITリスク
・IT統制
・内部統制
・IT監査対応
といった領域です。
システム導入や業務改革に関わる中でも
・権限管理
・ログ管理
・変更管理
・監査対応
などの重要性を感じる場面は多く、
「ITとリスクの両方を理解した専門人材になりたい」
と考えるようになりました。
そこでNさんは
ITコンサル → 監査法人コンサル
というキャリアチェンジを決意しました。
転職活動の流れ
Nさんの転職活動は約3ヶ月で進みました。
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 202X年5月 | 転職検討開始・キャリア相談 |
| 202X年6月 | 応募開始・書類提出 |
| 202X年7月 | 面接 |
| 202X年8月 | 内定獲得 |
選考プロセス
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 応募企業 | 5社 |
| 書類通過 | 4社 |
| 一次面接 | 4社 |
| 最終面接 | 2社 |
| 内定 | 1社 |
ITコンサル経験そのものは高く評価された一方で、
・ITリスク領域の実務経験がどこまであるか
・IT統制や監査観点を理解しているか
という点は選考で重点的に確認されました。
そのため、単なるITコンサル経験としてではなく、
IT統制・ITリスクに接続できる経験
として整理することが重要でした。
転職成功までの支援
当社では、Nさんのキャリアを
幅広いITコンサル経験から、ITリスク・IT統制領域の専門志向へ再整理する
ところから支援を開始しました。
ITコンサルの職務経歴書では
・プロジェクト概要
・担当業務
・成果
が中心になりやすく、専門軸が見えにくいことがあります。
しかし監査法人コンサル転職では
どの案件で、どのような統制・リスク観点に関わったか
が重要になります。
そこでNさんの経験を
・システム導入時の権限設計
・変更管理プロセスの整備
・監査指摘対応
・内部統制に関わる業務フロー整理
といった観点で整理しました。
その結果
IT統制・ITリスク案件に十分接続できる経験
として見せられるようになりました。
また志望動機についても
「何となく監査法人に行きたい」
ではなく
ITリスク領域を専門にしていきたい
という軸が伝わるようにブラッシュアップしました。
転職後の変化
転職後、Nさんは
EY新日本有限責任監査法人
のコンサルタントとして
・ITリスク評価
・IT統制整備支援
・内部統制関連プロジェクト
・システム監査対応支援
といった案件に携わっています。
年収は
820万円 → 900万円
へと上昇しました。
しかし、Nさんにとって一番大きかったのは
入社後の人間関係が想像以上に良かったこと
でした。
転職前は
「監査法人は厳しい文化なのではないか」
という不安もありました。
しかし実際に働き始めてみると
・チームメンバーが非常に協力的
・困ったときに自然と助け合う文化
・レビューやフィードバックも建設的
という環境で、
想像していた以上に働きやすい組織
だったそうです。
Nさんは
「仕事内容は想定通りだったが、人間関係は想像以上だった」
と話しています。
その結果、
期待値を遥かに超える満足度の転職
になりました。
Nさんのコメント
ITコンサルとして様々な案件に関われたこと自体は、とても良い経験でした。
ただ、その一方で
「自分は何の専門家なのか」
と聞かれると少し答えに詰まる感覚がありました。
転職活動ではITリスク領域の実務経験が少ないことが不安でしたが、過去案件の中にも統制や監査に繋がる経験があると整理してもらえたことで、自信を持って面接に臨めました。
また、入社後に感じたのは
人間関係の良さでした。
監査法人は堅い組織というイメージがありましたが、実際はとても協力的で、チームとして仕事を進める文化がありました。
今は
ITリスク・IT統制という専門軸を持ってキャリアを積めている
ことに加えて、
働く環境としても満足度が非常に高い
と感じています。
転職後の満足度
| 項目 | 満足度 |
|---|---|
| 年収 | ★★★★☆ |
| 仕事内容 | ★★★★★ |
| 成長環境 | ★★★★★ |
| 裁量 | ★★★★☆ |
| 働き方 | ★★★★☆ |
Nさんは特に
・専門領域を明確に持てる点
・ITリスク・IT統制という市場価値の高い分野に進めた点
・チームワークの良い職場環境
に強い満足感を感じていると話しています。
ITコンサルから監査法人コンサルへ転職するポイント
ITコンサルから監査法人コンサルへ転職する際には、次の3つが重要です。
幅広い案件経験を「統制・リスク観点」で整理する
単なるIT導入経験ではなく、
・権限管理
・変更管理
・監査対応
などにどう関わったかを整理することが重要です。
専門志向を明確にする
監査法人コンサルでは
・ITリスク
・IT統制
・内部統制
・IT監査
といった専門領域への志向性が求められます。
実務経験不足を周辺経験で補う
直接的なITリスク案件経験がなくても、システム導入や業務改革案件の中に関連経験が含まれていることは多くあります。
適切な準備を行えば、
ITコンサル → 監査法人コンサル
という専門転向は十分に実現可能です。
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